“「正確さ」だけでなく、
「チームで支え合う力」が大切”
2024年入社
品質保証室 冷凍食品グループ
Q. 現在担当している仕事内容について教えてください。
私が所属する品質保証室 冷凍食品グループは、主に冷凍ソースや冷凍農産物、冷蔵惣菜といった商品の「食品の安全」を担保するための業務を行っています。具体的には、原材料規格書の確認、製造工程の確認、新商品の食品表示作成及び商品情報の登録、顧客に提出する各製品情報を記載した顧客規格書の確認など、商品の原料調達から販売に至るまでの一連の品質を担保しています。消費者の皆様に安心して商品を手に取っていただけるよう、規格書を細部まで確認しています。商品情報に不備があると、消費者の皆様に健康被害を与えてしまう可能性があるため、商品を喫食する皆様のことを常に意識し、緊張感を持ちながら業務に従事しています。
Q. 仕事のやりがいを感じるのはどんなときですか?
新商品に関する業務の中では、添加物の規格書に配合率が非開示と記載されていることで食品表示の確定ができなかったり、配合表の記載間違いが発覚するなど、さまざまなトラブルが発生いたします。しかし、解決に時間をかけると、いつまでもお客様のもとに商品を届けることができません。原因を丁寧に解決しながら、限られた期間の中で業務を進める必要があります。先輩社員の方々と意見を出し合い、協力することにより、トラブル対応を進めた後、品質に問題がないことを確認して新商品をお客様へ届けられることが品質保証業務のやりがいの一つだと感じています。
Q. これまで担当した仕事で、印象に残っている出来事は何ですか?
入社して間もない頃、初めて新商品の品質確認を担当したことが特に印象に残っています。限られた期間の中で、品質保証室内の先輩社員と協力しながら、配合情報の整理や食品表示の作成、規格書の確認などを丁寧に進めました。当時は業務の流れを十分に理解できておらず、課題が発生したときには不安もありましたが、先輩社員のサポートを受けながら原因を解決していくことで、無事に商品を出荷することができました。この経験を通じて、品質保証の業務は「正確さ」だけでなく「チームで支え合う力」が大切だということに気づきました。あのときの経験が業務への向き合い方や、周囲との連携の意識を高めるきっかけになったと感じています。
Q. 今後、挑戦したいことを教えてください。
今後は、内部監査業務に挑戦しつつ、工場監査に関する業務経験を積むことで、自身の業務範囲を広げたいと考えています。また、監査を通じて、工場の製造現場における課題や改善点を発見して深く理解することにより、自分自身の視点をさらに広げ、より多角的な視点から品質保証に貢献できるようになりたいです。そして、より信頼される品質保証体制を構築することで、安心で高品質な商品をこれからも世の中に届けていきたいです。
