“異文化に触れる機会が多く、

日々刺激を受けています

 

2021年入社

海外事業本部 海外調達部

Q. 現在担当している仕事内容について教えてください。

 

南米(ペルー・チリ)産の冷凍野菜や果実を扱う仕入担当をしています。具体的に国内での仕事は、在庫の把握・管理、発注数量の精査、契約書の作成、商品に関する問い合わせ対応などの業務があります。また現地サプライヤーとの仕事は、生産に関する打合せ、生産出荷進捗の確認、新商品に関する情報交換などがあります。日々、物流部、品質保証室、営業部、経理部などと連携しながら業務を進め、時には商談に同行し担当商品の説明をしたりすることもあります。また、現地の生産時期には海外出張をして生産に立ち会ったりと、商品に関わる多様な業務を経験させていただいています。

Q. 仕事のやりがいを感じるのはどんなときですか?

 

ペルーやチリのサプライヤーと、既存商品の改良や新商品の開発に取り組むときに、特にやりがいを感じます。私たち海外事業本部は、お客様からいただいたニーズを現地のサプライヤーに伝え、より良い商品を共に作り上げることが使命だと考えています。ニーズを正しく共有し、現地と当社双方の立場を理解しながら商品を設計していく過程は、さまざまな要素が絡む難しい業務ではありますが、サプライヤーと最善策を模索しながら進めていくことに、商品担当としてのやりがいを強く感じます。また、現地とのやり取りを通じて異文化に触れる機会も多く、日々刺激を受けています。

Q. これまで担当した仕事で、印象に残っている出来事は何ですか?

 

ペルー産の生鮮ブドウの輸入を担当したことです。この案件は、既存のサプライヤーが来日した際の何気ない会話から始まった取り組みで、私にとって思い入れのある大切な仕事になりました。当社では生鮮果実の輸入実績がほとんどなかったため、初めてのことばかりでしたが、現地サプライヤーと密に連携を取りながら、輸入・販売に必要な情報を一つ一つ丁寧に確認し、準備を進めました。収穫や出荷に立ち会うために現地を訪れた際には、戸惑うことも多くありましたが、粘り強くコミュニケーションを続け、無事に日本へブドウを届けることができました。初めてのチャレンジを主体的に任せてもらい、最後までやり遂げられた経験は、自信につながる貴重な財産になっています。

Q. 今後、挑戦したいことを教えてください。

 

これまで取引のなかった国や、新しく見つけたサプライヤーから、新しい商品を仕入れてみたいです。世界には無数の魅力的な食べ物が溢れています。私はそれぞれの土地で根付いた食文化にとても興味があるので、今後は世界のユニークな”食”を積極的にリサーチし、新しいものを日本に伝えたいです。実際に現地を訪れずとも、その味を日本で食べられるような商品を作り、少しでも多くの人に”世界のおいしさ”を届けられるよう、これからも楽しみながら仕事に励みたいと思います。