
“サポートの枠を超えて、
「変革を支える部門」に”
1994年入社
管理本部 情報システム部
Q. 現在担当している仕事内容について教えてください。
導入済みのシステムが安定して稼働し続けるよう、日々の運用や保守を担っています。現在は情報システム部門の一員として、全社的なDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進にも携わっており、従来のサポート業務に加え、業務プロセスの見直しやデータ利活用を通じて、より付加価値の高いIT環境の構築に取り組んでいます。
Q. 仕事のやりがいを感じるのはどんなときですか?
自分の働きかけが現場の課題解決や改善につながったと実感できたときに、大きなやりがいを感じます。情報システム部として業務の効率化やデジタル化に取り組む中で、「使いやすくなった」「作業が楽になった」といったポジティブな反応をいただけると、自分の仕事が誰かの役に立っているという実感を得ることができ、モチベーションにもつながっています。
Q. これまで担当した仕事で、印象に残っている出来事は何ですか?
基幹システムの全面リニューアルを担当したプロジェクトが特に印象に残っています。長年使われていた旧システムから新しいプラットフォームへの移行という大規模な取り組みで、関係部門との調整や業務フローの再設計、データ移行など、あらゆる工程に関わりました。最も大変だったのは、現場ごとに異なる業務運用をどのように標準化するかという点でした。何度も関係者と対話を重ね、現場の理解を深めながら最適な形を模索し、無事に新システムを稼働させることができたときは、大きな達成感を覚えました。この経験を通じて、ITの本質は「現場の業務を支えること」であり、人との信頼関係がシステム成功の鍵になることを学びました。
Q. 今後、挑戦したいことを教えてください。
今後は、情報システム部を単なるサポート部門ではなく、全社戦略をけん引する存在へと進化させていきたいと考えています。具体的には、FAQやITSMといったツールを活用した支援体制の強化、AIを活かした業務改善の提案、そしてITリテラシー向上のための教育支援などに注力していく予定です。また、リソースが限られる中でも安定した品質を維持できるよう、業務の標準化やデータに基づく判断力を養う人材育成にも取り組んでいきたいです。情報システム部が“変革を支える部門”として社内外から信頼される存在になることを目指しています。
